HDDのS.M.A.R.T.をチェックすると、代替処理済のセクタに、注意が必要なことがあります。
代替処理済のセクタとは、不具合のあるセクタを使わないように処理したという意味で、これがあるからといって、HDDに問題があるわけではありません。
通常は、そのまま利用することができるとされ、メーカーでも故障扱いにはなりません。
先日も、HPのパソコンが、このような状態になりましたが、故障とは認めてくれませんでした。
別のパソコンで、代替処理済のセクタのある日立のHDDを、数年、使ってきましたが、特に問題なく利用できていました。
では、故障ではないからといって、無視して良いかといえば、疑問が残ります。
不良セクタの判断は、どのようにしているのか。
その点が気になります。
データが失われた時点で、不良セクタと判断し、代替処理を行っているとすれば、大事なデータは壊れてしまったことになります。
そうではなくて、事前に、代替処理を行っているのであれば、データが破壊される前に対処できることになり、全く問題はありません。
後者であるなら、代替処理済のセクタがあっても気にすることはないと、自信を持って言えます。
さて、現実は、どうか。
代替処理済のセクタが増えると、データが壊れた可能性が高い気がします。
CHKDSKを使うと、感覚的に、20%程度、修復が入るような感じです。
50%程度は、パソコンが不安定になり、固まったり、エラーが発生するように感じます。
結論として、私は、この数が、増えていくような状態は故障と判断します。
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