2020年12月28日月曜日

Jetson nanoで、監視カメラを作る

 「Jetson nano」を使って、監視カメラを作っています。

Jetsonを使ったのは、元々、RTCが付いていて、電池ホルダと、表面実装ダイオードを付ければ、RTCが起動するためです。

Intelのパソコンを使っても良かったのですが、興味もあって、Jetsonを使ってみました。


RTCを使えるようにするのは、部品さえ揃えば、簡単です。

しかし、表面実装の部品を取り付けるのは、少々、難しかったです。


利用するソフトは、motionです。

motion.confで、検索すれば、先人の知恵が手に入りますので、動かすのは難しくありません。

motion.confでは、カメラの選択と、画素数などを設定しました。

後は、ブラウザで、http://localhost:8081/にアクセスして、表示に成功しました。

静止画を出力するか、動画ファイルの形式など、いくつかの設定を調整して、とりあえず、完成。


後は、自動的に起動させるだけです。

/etc/default/motion を、下記のように修正。

start_motion_daemon=yes


再起動すれば、動くはずでしたが、動きませんでした。

/var/log/motionフォルダが、rootの所有になっているのが原因のようで、このフォルダを削除。

これで、ブラウザに、静止画が表示されますが、記録されません。

画像の保存先フォルダに書き込み権限がなかったことが原因でした。

書き込み権限を与えて、成功。


期待通りに動きました。

後は、長時間の稼働に耐えられるか、データは、どのくらい保存できるか、定期的なファイルの削除(cronで行う予定)など確認する予定です。

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