2017年6月29日木曜日

VMwareの仮想マシンイメージを、KVMに移行 失敗

VMware workstation上のWindows2000仮想マシンを、KVMに移行させようとしましたが、失敗しました。

<手順>
2通り試しました。
VMwareの仮想マシンのvmdkを、直接、qemu-imgで変換する方法と、
VMware Workstationで、ovfにエクスポートし、そのvmdkファイルを、qemu-imgで変換する方法を試しましたが、どちらも、結果は同じでした。

準備
VMwareで、仮想マシンを起動し、vmware toolsをアンインストールしました。
これにより、基本デバイスなど、いくつかのデバイスが、!状態になりました。
これを解決する方法を探しましたが見つかりませんでした。
vmware toolsのインストールと、アンインストールにより、デバイスのドライバが失われたようです。
この状態でも、VMware上では動作しました。
ただし、VGAは、最大800×600に制限されました。

kvmのインストール
$ sudo apt install qemu-kvm libvirt-bin bridge-utils virt-manager qemu-utils

ubuntu-vm-builderが必要になるのかは分からなかったため、インストールしませんでした。

仮想マシンの変換
$ qemu-img convert -p -f vmdk w2k.vmdk -O qcow2 w2k.qcow2
-pオプションで、進捗状況表示。
qcow2が、kvmの標準ディスクイメージ。

本来は、ネットワークの設定を、ブリッジにするのですが、今回は、省略しました。


仮想マシンマネージャーを起動
新規仮想マシンを追加する。
[既存のディスクイメージをインポートする]
imgファイルを指定
OSをWindows、バージョンをWindows2000に設定。

起動前に設定を変更する。
ディスプレイを、VNCサーバーに変更。
デフォルトでは、「グラフィカルコンソール接続時にエラーが発生しました」と表示され、表示されなかった。


仮想マシンの起動

ブルー画面。エラー0x0000007B。
仮想マシンの、HDDを、IDEから、SCSIに設定変更しても同じ。


結局、あきらめて、VMwareを使い続けることにしました。

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