2013年1月16日水曜日

VMwareの内部不整合エラーに悩む 2


VMwareのゲストOSを起動する際に、内部不整合エラーが発生して困っていました。

HDDを2つ使い、Windows8の記憶域プールを利用し、双方向ミラーにしていましたが、これを解除し、単独のドライブにしてみたところ、エラーはなくなりました。

この結果から、どうやら、片側のドライブに、間違ったデータが書き込まれ、データが破壊されてしまうようでした。
Raid1の場合、HDDの一方が壊れるなら、もう一方でカバーできますが、片側に誤ったデータが書き込まれては、どちらが信頼できるデータかわからず、データが狂ってしまうのではないかと考えられます。


とりあえず、この段階で、Windows8のミラーリング(Raid1)は、信頼できないと考え、Adaptec 6405Eを注文しました。


HDDの、どちらかが故障している可能性を考え、さらに、調査を進めました。

HDDは、
Serial ATA300
Serial ATA600

マザーボードのコネクタは、
Serial ATA600が2つのうち、1つに、SSDをつないでいるため、HDDは、1つが、Serial ATA600、もうひとつが、Serial ATA300につないでいます。

最初

マザー HDD
ATA600 ATA600
ATA300 ATA300

と規格通りに合わせていて、
ATA600のHDDの方に、「論理ブロックアドレスxxxxxでIO操作が再試行されました」という警告メッセージが、いくつも残っていました。
ベンチマークをとってみると、異様に、4Kのランダムアクセスが遅いことがわかりました。
実際の使用感覚でも、VMwareのゲストOSの起動、シャットダウンが遅く、もうひとつのHDDとは、明らかに違いました。

これを
マザー HDD
ATA600 ATA300
ATA300 ATA600

と入れ替え、動作を、ATA300に統一したところ、上記の警告メッセージが表示されることはなくなりました。


ということは、この状態で、Windows8の記憶域プールを利用し、双方向ミラーを設定すれば、正常に動くかもしれません。
しかし、AdaptecのRaidカードを注文してしまったため、双方向ミラーは使うつもりはありません。

それにしても、ATA600の規格通りに繋ぐと遅くなり、ATA300に落とすと速くなるとは思いませんでした。

0 件のコメント:

コメントを投稿