2016年9月30日金曜日

raspberry pi 3 キーボードのカスタマイズ

raspberry pi 3 を購入しました。


Raspberry Pi 3 Model B (RSコンポーネンツ製)

これまで、パソコンで行ってきたことの一部を、これで代用できないかと検討しています。

デスクトップとして、どの程度利用できるか試すため、Raspbianをセットアップしてみました。
Debianの経験がありますから、セットアップは、特に問題なく進みました。

問題が発生したのは、日本語入力でした。
英語キーボードと、ibusとMozcの組み合わせを選択したため、日本語の切り替えができませんでした。
ibusを、fcitxに変更することで、日本語入力が出来るようになりました。

この段階では、ctrl+spaceで、日本語入力が出来ましたが、これを、capsでできるように変更したいと考えました。
しかし、fcitxのカスタマイズで、capsを日本語起動キーに設定できないため、試行錯誤しました。

参考にしたのは、こちらのサイトです。

私の方針は、
・Capsで、日本語切り替え
・右Altに、caps lockを割り当てる。

/usr/share/X11/xkb/symbols/myswap に記述
partial modifier_keys
xkb_symbols "swapkeys" {
  key <CAPS> {[ Zenkaku_Hankaku ] };
  key <RALT> {[ Caps_Lock ] };

};

/usr/share/X11/xkb/rules/evdevのoption一覧の最後に、自分で作ったオプションmyswap:swapkeysを追加。
// 1040行目あたりから
! option    =>  symbols
   grp:shift_toggle  =   +group(shifts_toggle)
   altwin:menu       =   +altwin(menu)
   altwin:meta_alt   =   +altwin(meta_alt)
   altwin:alt_win    =   +altwin(alt_win)
   altwin:ctrl_win   =   +altwin(ctrl_win)
   ......
   myswap:swapkeys       =   +myswap(swapkeys)       // 追加


確認する。
$ setxkbmap -option myswap:swapkeys

ログイン時に有効になるように、/home/pi/.config/lxkeymap.cfg を修正。
option = myswap:swapkeys

これで、できました。


試行錯誤したのは、起動時に、この設定を有効にする方法でした。

.bashrcファイルに、
setxkbmap -option myswap:swapkeys
を書き込む方法では、ソフトを起動した時、有効になりませんでした。一度、ターミナルを開くと、ソフトでも有効になりました。

x window系の起動ファイルは、どのファイルが良いのか分からなかったこともありますが、有効になりませんでした。

dconfによる設定は、コマンドラインと、dconf エディタによる結果が違うこともあり、効果がありませんでした。

/etc/default/keyboard に書き込んでも、効果はありませんでした。

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