2015年12月1日火曜日

Debian 8(jessie) windowsとファイル共有

Debian 8(jessie)にsambaをインストールして、windowsとのファイル共有を行いました。

先日までの苦労話
Debian 8(jessie) windowsとファイル共有できず


成功した手順

・sambaパッケージのインストール

・/etc/samba/smb.conf の編集

workgroup = [ワークグループ名]

[tmp]
comment = tmp
path = [共有するフォルダ]
valid users = [ユーザー名]
public = no
read only = no
printable = no
create mask = 0775
directory mask = 0775

・アカウント作成
pdbedit -a [Sambaユーザー名]

これで、ファイル共有に成功しました。
この設定では、ユーザーのフォルダは、外部からは、全て見えますが、修正はできません。
tmpフォルダは、修正も可能です。

<なぜ、苦労したか>
debianは、ThinkPadのWindows10の中に、vmwareを使い、ゲストOSとしてインストールしています。
うまくいかなかった時は、Thinkpadをwifi接続した環境で行っていましたが、成功したときは、有線LANにつないでいます。
この影響で、ThinkPadのLAN関係の設定が変更され、うまくいったり、失敗したりしたのだと思います。


また、mint(ubuntu)との手順の違いにも戸惑いました。
mintでは、ファイルマネージャーから、共有したいフォルダを指定し、右クリックで表示されるメニューから、「共有」を選べば設定できます。sambaがインストールされていなければ、指示に従っていれば自動でsambaがインストールされます。
一方、Debian 8(jessie)では、右クリックで、「共有」メニューがありません。
nautilus-shareパッケージをインストールすれば表示されますが、これでは、エラーが発生します。
エラーの中身は、フォルダへのアクセス権限がないとのことですから、/var/lib/samba/usersharesフォルダへのアクセス権を設定し、また、smb.confを修正し、usershare を有効にすることで、nautilusによるsambaの設定はできます。
しかし、この方法では、何か足りないのか、ここで設定した内容が反映されませんでした。
root権限で、nautilusを起動すれば反映される気配は感じましたが、先の事情で正常な動作にならず、あきらめました。

というわけで、成功した手順は、一番、古い方法でした。

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