2017年2月28日火曜日

QNAPで、OneDriveをバックアップ

先日、OneDriveに、データを置くことにしたのですが、データのバックアップは、QNAPに置くことにしました。

OneDriveへアクセスするアプリには、「Connect to Cloud Drive」と「Cloud Drive Sync」の2つあります。
この違いが、よく分からず、とりあえず、「Connect to Cloud Drive」を使ってみました。

これを使うと、「File Station」に、OneDriveが統合され、統一された操作でアクセスできました。
ただし、疑問は、OneDriveのファイルは、ファイルシステムのどこに置かれるのかが分かりません。
クラウドからデータをダウンロードして、QNAP内のHDDに保存していると思うのですが、どこにあるのでしょうか。
これを知りたい理由は、OneDriveには、常にローカルと同期するデータとは別に、必要な時に、必要なファイルだけをダウンロードするデータを分けて置いていて、後者は、通常、Windows10のエクスプローラでは見ることができません。
これらのファイルにアクセスするには、ブラウザでアクセスするか、WebDAVを使うしかありません。
どちらの方法も、大量のファイルを扱うには不向きで、実用的ではありませんでした。
そのため、QNAPに保存された、これらのファイルを共有して、アクセスできるようにしたいと考えました。

要するに、非同期用のデータを置いているフォルダを、共有設定にして、ローカルネットワーク内に公開したかったのです。

しかし、これができませんでした。
「File Station」で、任意のフォルダを共有設定にする方法も知らないのですから。

次に、「Cloud Drive Sync」を使ってみました。
こちらは、一方向のバックアップ用のアプリのようでした。
「Connect to Cloud Drive」とは違い、QNAP内の更新を、クラウド側に反映させることはできないようです。
また、OneDriveの任意のフォルダを指定してバックアップできます。
これを利用して、非同期用のフォルダのみを、共有フォルダにバックアップするように設定しました。


結果的に、両方のアプリを使うことにしました。
非同期用のデータが2つ置かれてしまう設定になりましたが、当初の目的に近い設定にできました。

クラウド側の非同期データをダウンロードするには、遅いことを我慢して、ブラウザやWebDAVを使う方法と、QNAP(バックアップ)からのローカルネットワーク経由での方法を使えるようになりました。

クラウド側への非同期データのアップロードは、QNAPの共有フォルダに、一度、コピーし、そこから、OneDriveフォルダに移動させ、OneDriveに反映させることを考えています。OneDriveへのアップロードするファイル数が少ない場合は、直接、アップロードすれば良いのですが、数が多い場合は、QNAPにアップロードさせるという考えです。

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